地域包括ケア病棟
地域での生活へつなげる病棟。
「退院はゴールじゃない、暮らしの再スタート!!」

当病棟の役割と特徴

地域包括ケア病棟は、急性期の治療後、ご自宅への復帰に不安が残る方を対象とした病棟です。日常生活を送るためのリハビリや、ご自宅の環境整備、退院後の入居施設の調整など、退院に向けたサポートを行っています。ご利用者様は、ご高齢の方が多い傾向にあります。
当病棟の役割は、主に以下の3つです。

  1. 急性期治療を経過した患者さんの受け入れ
  2. 在宅療養を行っている患者さんの受け入れ
  3. 在宅・生活復帰支援

看護師は、在宅復帰に向けた準備のお手伝いや、日常生活に向けたリハビリの継続をサポートします。また、ご家族や他職種と密に連携を取りながら、退院支援を進めていきます。

看護において大切にしていること

私たちは、患者さんが安心して治療を受けられる環境を整えるため、安全で質の高い看護を提供することを重視しています。そのため、小さな変化にも迅速に対応できる知識や技術の向上に努めています。また、多岐にわたる診療科に対応するため、専門性の高いスキルを習得し、コミュニケーションを通じて情報共有を徹底しています。患者さんが地域での生活を再開できるよう、多職種との連携を大切にしながら、継続的な看護を提供しています。

職場づくりや人材育成についての考え方

私たちは、スタッフが看護の楽しさややりがいを感じられる職場づくりを目指しています。そのため、幅広いスキルや総合的なアセスメント力を身につけられる環境を整え、次のステップへ進むための支援を行っています。お互いを尊重し合い、前向きな視点で看護に取り組む姿勢を育むことで、ポジティブな雰囲気の中で患者さんへ最善のケアが提供できる職場づくりを心がけています。