地域医療連携室
思いを大切に!寄り添う退院支援がここにある!!

当部署の役割と特徴
地域医療連携室は「病院の窓口」として、地域の医療機関や介護施設、在宅療養を支援する方々と密に連絡・連携を取る部署です。看護師、社会福祉士、事務職員で構成されており、部署内でも日々、多職種連携で業務を行っています。私たち看護師の主な業務は、入院された患者さんの退院支援・調整です。病棟ごとに担当が決まっており、主治医をはじめ、病棟看護師、セラピスト、薬剤師など院内の多職種と情報を共有しながら、退院に向けてサポートを進めていきます。何より、患者さんやご家族の思いを大切にし、退院後の療養を一緒に考え、実現できるよう支援しています。
看護において大切にしていること
私たちは、入院前の暮らしぶりや思いを含めた「患者さんを知る」ことを大切にしています。入院前から介護サービスを利用されていた場合は、入院直後から担当ケアマネジャーとの連携を開始します。入院時から院内多職種と情報を共有し、適切な時期に病室を訪問するなど、患者さんのお話を伺います。退院後の生活に不安がないよう、看護とソーシャルワークの両方の視点を持ち、病院から次の療養先へスムーズで切れ目のない支援が継続できることを目指しています。
職場づくりと人材育成
「病院の窓口」であることを常に意識し、言葉遣いや所作など、丁寧な対応を心がけています。それが、3職種それぞれの意見を大切にし、協調し協力し合える職場風土につながっています。基本的な退院支援の考え方や社会福祉制度などの知識を習得するため、各種研修会への参加を積極的に支援します。また、先輩看護師や社会福祉士の支援の様子をシャドーイング(同行見学)することから始めていきます。わからないことや支援に迷った時など、いつでも相談できる環境が整っています。
