手術室
患者さんをチームで守る場所。あなたもその一員に。

当部署の役割と特徴
当手術室では、南丹医療圏における地域の中核病院として、11の診療科による幅広い手術に対応しています。また、夜間や休日の緊急手術にも24時間迅速に対応できるようオンコール体制を整え、地域のみなさんの命と健康を守る重要な役割を担っています。患者さん一人ひとりに安心して手術を受けていただけるよう、医療チームが一丸となり、安心・安全な手術と看護の提供に努めています。
看護において大切にしていること
手術後早期に患者さんが元の生活に戻れることが、周術期管理の大きな目標だと考えています。目標達成のため、手術室では、「安全・安心な手術」の提供を何よりも大切にしています。そのために、患者さんご本人、手術部位、術式の間違い防止、体内遺残防止、アレルギー対策はもちろん、神経障害、熱傷、褥瘡(じょくそう)対策といった安全管理を特に重要視しています。さらに、術前から術後まで患者さんの声に耳を傾け、身体面だけでなく心理面にも寄り添った看護の提供に努めています。また、問題や課題を発見した際には迅速に振り返り、検討し、対策立案から実施へとつなげています。変化を恐れずスピーディに対応する力、試行錯誤しようとする創造力、そして「とにかくやってみよう」という実践力は、当手術室スタッフの大きな強みだと考えています。
職場づくりと人材育成
手術室では、「共育=ともいく」精神を大切にした職場づくりを目指しています。進歩し続ける医療技術に対応するため、全スタッフが学び、支え合いながら成長できる職場を整えています。段階的な教育プログラムや個別のフォロー体制を充実させ、誰もが安心して働き続けられる職場づくりを皆で試行錯誤しています。スペシャリストである手術看護認定看護師や、術中麻酔管理領域特定行為研修修了者も在籍しています。互いの強みを認め合い、困った時には声をかけやすい心理的安全性の高いチームであることが、当手術室の魅力です。
