救急・放射線科
地域密着型救急で「いま」を救い、「これから」を支える

当部署の役割と特徴
当院は、人口13万人、高齢化率33%の医療圏において、唯一、高度医療を担う中核病院です。緊急カテーテル、緊急手術、緊急内視鏡にも迅速に対応できるのが私たちの強みの一つです。また、産科救急や小児救急にも対応可能で、地域の拠点としての役割も果たしています。年間約3,300件の救急搬送、約1万人の救急患者を受け入れており、その中でも内科救急が多くを占めています。当院の方針「断らない救急」のもと、一人でも多くの患者さんを受け入れ、対応できるよう尽力することが私たちの役割だと考えています。
看護において大切にしていること
- 救急の現場では、急変対応力、迅速な判断力・決断力・実践力など、専門的かつ高度な技術と看護が必要です。時間勝負の場面も多く、一秒が命取りとなるという認識のもと、患者さんに「いま」何が必要かを考え、実践に移すこと。それが救急看護の魅力だと思っています。
- 高齢化が進む現代社会の波は、高度医療を専門とする救急の現場にも変化を与え始めています。地域に根付いた救急医療と看護の提供ができるよう、私たちは地域密着型救急を目指し、地域住民の「これから」を支えたいと思っています。それこそが、当医療圏に必要な救急看護だと考えています。
職場づくりと人材育成
- 「“救急が好き”を増やすこと」これが私のモットーです。秒単位の変化に対応し、患者さんの「いま」が救えたとき、救急看護師としての大きなやりがいを感じます。私たちは、こうした仲間を増やしていきたいと思っています。そのためには、まずライフワークバランスを重視し、スタッフ全員が毎日楽しく元気に仕事へ出勤できることを大切にしています。業務は時間内に終わらせること、そして終わらせられるようにマネジメントすること。私たちは私生活あってこその仕事だと考え、チームで支え合える仲間意識を大切にしていきたいです。
- スタッフ一人ひとりの力が、部署の原動力です。私たちは仲間を大切にし、時間を大切に、そして感謝し合える職場環境づくりに努めています。
